リーダー S田務、M島正光、Y山均、I原里志、E連友江、M原伸一、M原佳代子、T山友雄、S藤勇、T々和宗樹
5日(晴)大滝橋奥の駐車地点13:00~鬼石沢下流BP14:30着
6日(晴)7:15発~稜線10:40~11:00畦ヶ丸~12:15BP地点~13:40林道
◆基調報告(M島正光)
初日は三々五々一軒屋避難小屋をめざして重荷にめげず登る。新松田は猛暑なみだが、山路は樹林のなかでひんやりしていて気持ちがよい。テン場は小屋の近くの河原で杉の間伐材が豊富にある。コック長の勇さんの芋煮は前夜の下拵えで大鍋にすぐ点火、何もかも好条件で、大量に運んだ酒類の整理にすぐ執りかかる。これが目的の一つだからみんなの顔はほころびっぱなし。大きな焚き火は炎々と7時間燃えつづけた。
翌日は谷間から見あげる青空は高い。昨日の余韻を帯びて渓流にはいる。すぐF2,F3と続く。F3は私にとってはこの沢一番の難所でした。2度も勇さんの肩を借りなければなりませんでした。しっかりガードをしていただき安心して登れました。有難うございます。その後の渓相は緩急、広い河原、暗いゴルジュと飽きさせずに楽しませてくれました。上部ではトップをさせていただきいい気分でした。山は秋気に満ちていました。
最後は藪こぎもなく縦走路にでて終了。畦ヶ丸山頂を往復して歩きやすい路を下る。
テント場で残りの鍋物をかたづけて「ぶなの湯」めざして揃って下山する。
体の節々が痛いが気分爽快で酒がうまくなる。駅前の飲み屋で、車中で旨くて美味くて呑んだ末が、いつ帰宅したのか財布の紛失をも意識を回復することができませんでした。
◆コメント
S藤勇 英明さん差し入れのお酒はおいしかったですね。わいわいと、楽しい宴会・遡行でした。遡行時にメモした遡行図を地形図に書き入れました。
T々和宗樹 すっきりした明るい沢で、久しぶりの沢登りを楽しめました。でもそれ以上に、大焚き火を囲んでの大宴会は最高でした。これ以上ない‘週末の大人の遊び’
という感じでした。
I原里志 S田さんが隊列を指示するにあたり、「若い順」という言葉にしばらくして、オッ俺だと自覚した。二日酔いでのザイル引きは怖かった。稜線での涼しい風、久しぶりの気持ちいい山行でした。
T山友雄 宴会沢でしたが楽しかったですね。やっぱり何もしなくて、花火の記憶もありません。気がついたらいつものように焚火のそばで寝転んでいて、寝ぼけまなこで消えかけた焚火の補充をしてまたシュラフカバーにもぐり込んでいました。
そよ風稜線だ
2泊目適地と冗談を言った台地
取り付いてみると簡単、快適の滝
リードのS田さんを見上げる
今宵は夢心地
勇さん渾身の芋煮
「火遊びは楽しい」
明るいうちから飲む酒は最高である
20メートル滝の落ち口へ、やれやれ。結構やばかったあ。
20メートル滝。S田さん奮闘!。確かにその先は難しそう。この後、左右からまく。ガイド本では上部は登れない、とありました。
ひたすら登る
テン場に着いたら、ひたすら飲む。英明さん差し入れの高級日本酒1升が、1時間余りで蒸発する。
味わいのそよ風稜線
遡行開始
「人生とは、つまり憧憬だね」
老後を気にする人、気にしない人。
Y山さんです
いろいろな登り方があるよー。面白い滝
チョックストーン滝。流木を頼りに登る
そよ風稜線はもうすぐ
藪こぎなし。そよ風稜線へ
水量が減ってきた。最後の水くみ休憩はそろそろ
黒の衣装のS田さんです
最初の10メートル滝は右から登る。M原伸さんが見えます。
元気だったころの2人
さくさくと下山
「オートバイも楽しい。秋だぜ」
そよ風稜線の彩